YELLOWS PLUS for decora
Limited Model“SERGE” “JEAN”
YELLOWS PLUSから当社限定の完全別注モデル二型が登場
decora KOBEのリニューアルを記念して、繊細な美意識と確かな品質で国際的に評価されているジャパンブランド“YELLOWS PLUS”の当社限定モデルを発売します。
通常、別注や限定モデルの多くは、既存モデルのカラーやサイズ、素材を変更したバージョンとなりますが、今回はYELLOWS PLUSのデザイナー山岸氏に当社だけのモデルを描き下ろしてもらいました。これまで数々の企画を共に実現させてきたYELLOWS PLUSと当社だから実現した特別なモデルが完成しました。
私たちが依頼したのは、山岸氏が得意としているクラシックをベースにしたアイウェアでありながら、これまでのYELLOWS PLUSとは違った表情が楽しめるモデルです。
何度もセッションを繰り返し、行き着いたのは角度によってフレームのボリューム感が違って見えるラウンドシェイプのSERGE(セルジュ)とヘキサゴンシェイプのJEAN(ジャン)の二型でした。
DETAIL
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YELLOWS PLUSの従来モデルよりも厚みのある8mmのアセテート生地を使用しつつも、前面から見るとそこまでのボリュームは感じさせません。しかし、側面から見るとテンプルの付け位置部分(8mm)から中央のブリッジ(5mm)までを少しづつ厚みを落として削り込むことで、なめらかな立体感が表現されており、スタンダードなクラシックスタイルのフレームとは一線を画したフォルムに仕上がっています。
features_02
モデル毎に異なる形状の飾り鋲をフロントとテンプルに配してちょっとしたアクセントに。飾り鋲は埋め込まれた後、指が触っても引っかかりを感じないよう入念に研磨され、滑らかな手触りに仕上げています。YELLOWS PLUSのセルフレームではおなじみのシンプルなカシメ止めとは一風違ったデザイン性が加わりました。
features_03
ヴィンテージフレームによく見られるテーパー型のテンプル(アーム部分)を採用し、奥行きのあるリム(枠)に負けない存在感を出しています。テンプルの後半部分は細くシェイプすることでフィッティングがしやすくなっており、デザインと掛け心地が両立するようになっています。
FACTORY
今回、製作を担当したのは一人の職人が全ての工程を行うという福井県鯖江市のファクトリー『The WORK』。
100年以上続く福井の眼鏡製法を継承しながら、進化する眼鏡作りを目指している新進気鋭の工場です。
図面に現せない細かなニュアンスを汲み取ることができるとデザイナーの山岸氏が高く評価しており、今回のスペシャルモデルに最適な作り手に参加してもらいました。ブランド初の試みにチャレンジしたことで製作には多くの時間が費やされています。