Talked by G.B.Gafas 今井 & 岡田 & 赤木
GRANTは、デザイナー山岸氏が得意としているフレンチトラッドなデザインをベースにしたモデルです。
肉厚なモデルでありながら、レンズシェイプをスマートに整えることで上品な印象が備わっています。
今回、2サイズ展開となった事で顔幅やイメージにフィットしバランスを選択していただけるようになりました。
今回はG.B.Gafas OSAKA horieの今井、赤木コンビとG.B.Gafas KYOTOの岡田店長がこのモデルの魅力を解説します!
レギュラーコレクションとは一味違う風合いを持ったセルロイド製のGRANT。愛着の湧くモデルをお楽しみください。
今回は、イエローズプラスの別注モデルが仕上がりましたので、そちらをご紹介したいと思います。
今までイエローズプラスは色んな別注をしてきましたけど、どんな別注をやってきましたか?
色別注とか、セルロイドや、サイズ別注ですね。
今回の別注は、これまでの別注の全部のせです!イエローズプラスの人気モデル「GRANT」の別注で、カラーももちろん、素材はセルロイドで、しかもサイズはレギュラーサイズとSサイズの2サイズご用意しました!
まず、イエローズプラスに関してですが、「ずっと大切にしたい私の定番眼鏡」でイエローズプラスのオスカーを紹介していた赤木さんにイエローズプラスについてご説明していただきます。
イエローズプラスは、眼鏡デザインの歴史の中で、ヴィンテージと言われるようになった時にも美しいと思われるような普遍的な美しさを追求してつくっているブランドです。デザインの特徴としては、掛ける人を引き立てるようなデザインで、年代性別問わず、欧米やヨーロッパでも人気があり、ワールドワイドなブランドです。
G.B.Gafasでも人気があるブランドのひとつですね。
イエローズプラスはじめ、別注やオリジナルブランドFISH&CHIPSなどの製作をするにあたって、一番中心に立って制作を進めていただいているG.B.GafasKYOTOの岡田店長に、ぜひ今回の別注をご説明していただきたいと思います!
もともとのGRANTというモデルがすごくいいカタチで、今トレンドになっているボリューム感のあるフレーム値寄りのトラッド系フレームになっています。イエローズプラスのデザイナーの山岸さんは結構早くからこういったボリューム感のあるフレーム値寄りのデザインを自分のコレクションに取り入れられていて、GRANTを発表された時から、評判が良かったんですね。
それを2020年にセルロイドを使ってやってみたいと。GRANTのこのフォルムにセルロイドという今なかなか手に入らない昔ながらの希少性のある素材を組み合わせたら良い仕上がりになるんじゃないかということで、セルロイドの別注をしました。
今回の別注は、そこにさらにサイズバリエーションを増やしてつくっていけば、より多くのお客様にこのモデルを掛けていただけるのではないかということで山岸さんに依頼をしたという経緯ですね。
今でこそ太セルのトラッド系フレームが結構多くなっていますけど、GRANT発表って結構前ですよね。それだけロングセラーなモデルですし、今回の別注で、より長く愛用していただける素材とデザインを、ということですね。
GRANTが欲しくて掛けてみたことがあったんですけど、実際僕にはちょっと大きくて、なのでそのSサイズはちょうど良くて、めっちゃ良いです!
僕やったら、レギュラーサイズなんですよね。
僕はやっぱり、度数が−7で、PD(瞳孔間距離)も狭めなので、Sサイズかな。
こんな感じで色んな方に合わしていただけるんじゃないかなと思います。女性の方にも、サイズがあるので、あえて大きめに掛けるとか、ジャストで掛けたいとか、スタイルに合わせて選んでいただけると思います。
女性は、大きめで掛けるのも可愛いですよね。
実際の幅だけじゃなくて、スタイリングでもサイズを楽しんでいただけたらなと思います。
Grant、Grant-Sともに、ブラック、ダークトートイス、クリアグレーの3色が共通で、 Sに関してはピンクグレーホーン、レギュラーサイズにはバンブーが採用されています。
素材に関してなんですけど、前回の動画で、「眼鏡の素材について」を語られていたと思うんですけど、セルロイドの特徴ってなんですか?
セルロイドはもともと19世紀に天然素材である象牙をイメージして作られた素材なんですね。セルロイドって触っていただくとわかるんですけど、すごくなめらかな肌触りなんですよね。それと独特な艶感。硬く、カタチ崩れしにくいです。
今はセルロイド素材自体が希少になっているんですか?
セルロイドを使って眼鏡を作るという製作工程が結構大変で、素材が可燃性であるためカットする際に発火しないよう慎重に進めないといけなくて、良い素材なんですが制作工程は時代となかなかフィットしないところがあるんですよね。なので残念ながら、セルロイド素材を使われなくなってきています。そういったリスクをはらんでいるので、絶えず職人さんは時間をかけて慎重につくられているので、今後さらに希少になってくると思います。
セルロイドの希少性というのは、生産性に優れない素材であるためということですね。
今後手に入りにくくなる眼鏡になる可能性がありますね。
特に注意したいのは、お手入れですね。フレーム自体が薬品に弱いんですよ。整髪料とかがフレームについてしまったりすると、曇ってきてしまうので、1日使い終えたら、レンズだけでなく、フレームも拭いていただきたいと思います。
フレームを拭くというのは、この眼鏡だけでなく、他の眼鏡全般にやっていただくといいことですよね。
そんなに手間なことでもないので、眼鏡ケースに入れる前にさっと拭いていただければと思います。
オンラインショップでも販売しますので、遠方でご来店が難しい方も是非ポチっていただければと思います!
ご来店いただける方は、肌触りとか実際の良さというのも着て見ていただくのもひとつかなと思いますので、ぜひご来店お待ちしております。