Talked by G.B.Gafas 片部 & 岡田
ビジネスシーンって、色んなお仕事があるので、ひとことでいうのは難しいですよね。
カチッとスーツを着て、真面目なメガネを選んでいこうということだったら、そういう選び方もあると思うんですけども、我々が紹介しますのである程度ファッションの許容がある中でビジネスシーンでも使える眼鏡というのをご紹介していけたらなと思います。
今はもう、ビジネスだから縦の浅いシャープな眼鏡を掛けるっていう時代じゃないですよね。
そうですね。結構我々もお客様にシャープな眼鏡をご提案するんですけど、もっとデザイン性があってもいいよと逆に言われることもありますね。
ブランドのアイコンがしっかりわかるような眼鏡は、ビジネスシーンで使う眼鏡としてはNGかなと思いますね。
デザインの加減はあるにしても、あまり主張が強過ぎるとビジネスにふさわしくないなという印象にはなってきますよね。
そんな中でどういったものを選んでいけばいいのかというのをご紹介していきます!
JULIUS TART OPTICAL
まずはセルフレームからいこうと思います。セルフレームはなんといってもトレンドですから。
ARといえば、もう何度もご紹介してるとおもうんですが、トラッド系セルフレームの王様と言ってもいいですね!
もともとアメリカのほうでベーシックな形として愛用されてきた形なんで、そんなに奇抜なデザインではないんですね。
ニューヨークのビジネスシーンでも活躍していた眼鏡だと思いますので、これはビジネスシーンにバッチリなのではないかなと思います!
今までこの眼鏡を、オンとオフとで使い分けられる眼鏡の最有力候補としてご紹介していたのもあったんですけど、本当にジャケットにネクタイの形にも合いますし、カジュアルシーンでも使っていただけるので、1週間この眼鏡一本でいけるんじゃないかなっていうくらいのモデルになっております。
ayame
続いてはメタルフレームを紹介します。アヤメと言えば、日本を代表する非常に有名なアイウェアブランドになったんじゃないかなと思うんですけど、特にアヤメの型に関して言いますと、繊細でスマートなデザインになっています。そしてシルエットは多角形になっていて、ちょっとアクセントがあるというところが特徴です。
これでレンズシェイプがスクエア型だったら、「サラリーマン感」が強くなってしまうので、このレンズシェイプが洒落ているというところがアクセントになっているかなと思いますね。
パッと目立つところではないんですけど、ブリッジもアクセントになっていますね。
実はこういうあっさりしている見た目ですけど、オフでもしっかり、カジュアルにも合わせていけるので、先程のARと並んでオンオフ両方使える眼鏡だと思います。
今回まず最初に2つ紹介しましたけども、これだけではやはり?
トレンド感のあるセルフレームとしてAR、フォーマル感を醸し出そうとするとoctaのようなメタルフレームというように、これらは王道の2パターンだと思います。そこに追随してこれから紹介するようなバリエーションがあってもいいのかなと思います。
DE FONTAINE
ドゥフォンテーヌといいますとフランスのアイウェアブランドなんですけども、デザイナーの手によるハンドメイドで、クラシックをベースに味わいのあるデザインをつくられています。
先程のARと比べても、レンズ周りのデザイン線が細いので、先程のメタルセルとの間くらいの印象で、結構すっきり掛けられるのかなと思います。すっきりする分、クラウンパント型だったり、レンズシェイプにユニークな部分があって洒落感が増していると思います。さらっとビジネスシーンで使っていただけると、すごく映えるんじゃないかなと思います!
OLIVER GOLD SMITH
イギリスの老舗アイウェアブランドで、その中でも特にチャールズは歴史あるモデルで、繊細なボストンシェイプが、先程のオクタとはちょっと違って、王道のバランスになっております。さりげなく知的な印象を醸し出してくれるのではないかなと思います。
このチャールズに関しては、先程のアヤメ同様ねじ止めの位置に特徴があったりとか、このディテールを楽しんでいただけるので、レンズシェイプ自体は王道なんですけど、実際掛けるとその雰囲気を深く味わっていただけるモデルかなと思います。
ぱっと見は分からないというのが良いですよね!
そうですね!すごく大人っぽい眼鏡ですよね。
YELLOWS PLUS
このモデルは、サーモントと呼ばれる眼鏡の一種なんですが、サーモント型というのはフレームにブローパーツ(眉飾り)がついていて、少し強い表情に見えるんですが、アルダはちょっとブローパーツの線が細いんですよね。ですのでお顔立ちの雰囲気をすっきり魅せながらも、全体的にソフトな雰囲気に仕上がっています。
アルダに関しては、実際ビジネスで使われるといってご指名いただくことが多いモデルなんですけど、ただサーモントに関しては全部が全部アルダみたいにやわらかい雰囲気と両立できるものだけじゃないので、上手く選んでいかないと、ちょっとビジネスでは主張が強くなってしまいますね。そんな中でこのモデルは非常に掛けやすいバランスでデザインされているとおもいますね。
どうですか?この5選。
全体的にトラッドをベースに選んでいるので、こういうバランスというのは今のファッション感覚においても非常にフィットしていると思いますし、ビジネスシーンにおいてもやりすぎず、さりげなく自己主張であったり、ファッション性を魅せたりというのが大事かなと思います。
これまでご紹介しました5つの眼鏡って、カジュアルシーンでも使える眼鏡ばかりなんですよね。ここが結構ポイントとして大きいと思いますね。ビジネスとカジュアル、オンオフで分けなくても、最初の一本として選んでいただけるかなと思います。
お客様のお話を聞いてると、人と会うお仕事の方とかって、スマートでシャープというイメージの眼鏡よりも、やわらかく、その方の印象を良くするような眼鏡がいいというお声の方がよく聞きますので、そういう点でもこれらの眼鏡は、今の主流とあってるのではないかなと思いますね。
今回ご紹介している5つの眼鏡は、オンラインショップでもご購入できますので、ご遠方の方でこのモデル欲しいなという方がいらっしゃれば、是非オンラインショップをご利用頂ければと思います!