スポーツやアウトドアシーンでも活躍する
軽量でズレにくい
近未来デザインで人気のspec espace
そんなブランドを代表するサングラスモデル「ES−1991」が2021年のレジャー・アウトドア・旅行用品部門でグッドデザイン賞を受賞しました。
昨今のクラシックブームの中、トレンドとは一定の距離を置き、近未来的なコンセプトを崩さないことで確固たるポジションを確立したスペックエスパス。今回の受賞にあたり代表取締役兼デザイナーの山岸誉氏に受賞の経緯やモデルについてお話しを伺いました。
受賞した spec espace「ES-1991」について
教えて下さい。
山岸誉 (以下:山岸)「スタイリッシュな造形もさることながら、サングラスとしての効果や機能も確立しています。顔を覆うように成形された特殊なナイロン系の樹脂はレンズの歪みを軽減させる機構で、太陽光線から目を守ります。また、弾力性のあるβチタンを使用しているため、フレーム全体で頭を包み込むような柔らかな掛け心地を生み出しています。」
「ES-1991」の具体的な特長は
どのような点になりますか?
山岸「大きく3つの特長があげられます。1つ目が、フレームを再現性の高いシート状の超弾性βチタンで構成しヒンジをなくすことで、立体的なデザインを実現しています。スポーツなどの激しい動きに耐えうる安定した装着性とストレスフリーな掛け心地を両立させています。2つ目が、フロントの特殊ナイロン系樹脂は軽量で強度があり、伸縮性もあるため、レンズを強く締め付けず歪みが起こりにくい点です。3つ目が、耳にかけるパーツに医療用器具にも使われるエストラマ系樹脂を使用している点です。汗に強く肌触りの良い滑らない素材です。」
グッドデザイン賞に応募した経緯について教えて下さい。
山岸「大手のサングラスメーカーの商品に比べると知名度には問題がありました。ですがES−1991はスポーツやアウトドアシーンでの利用でたくさんの評価をいただいている商品でしたので、もっと多くの一般の方にも知って欲しいという思いから、今回初めて応募しました。」
山岸「コロナ禍においては、医療従事者などの飛沫感染防止としての使用や、マスク着用時でも耳に干渉しない安全かつ快適に身に着けることができる眼鏡として、同構造の眼鏡の需要も高まっています。私たちが創りだす眼鏡を多くの方々に体験してもらい、快適で豊かな眼鏡ライフを楽しんでいただけたらうれしく思います。」
今後の展開について教えて下さい。
山岸「受賞したことで何かが変わるわけではないので、変わらずメガネやサングラスの企画デザインを通じて、より優れたモノを絶えず追い求めていきたいと思います。そして、そうした理念を持って意味を込めてモノを作り続けて行きたいと思います。」
spec ēspaceは、
「空間・宇宙」などの構造・性能を意味します。
spec ēspaceは、フレームによって空間を作り出す眼鏡です。
フォルムが自然に顔を包み込み、
もう一人の表情を見せてくれます。
ことに、サイドからの印象は
今までになかった「モード」かもしれません。
spec ēspaceのもうひとつのこだわりは、
純粋な「日本製」であること。
福井県鯖江市は、世界に誇る眼鏡の生産地。
それぞれのファクトリーでは、精巧な眼鏡技術を伝えています。
spec ēspaceには、そうした卓越した
クラフトマン精神が脈々と息づいています。
果てしない空間を創造する時、人は夢を描き追い求めます。
「未来的」で「空間的」なフォルム、「モード」。
spec ēspaceは、無限に拡がる空間、
宇宙的な広がりをカタチにする眼鏡です。